セカンドオピニオンについて
「最新」より「最善」の医療が大切
セカンドオピニオンという言葉自体はずい分浸透してはきていますが、日本ではまだまだ普及していません。
「セカンドオピニオンを求めたい」と言うと、担当医の感情が悪くなるのではないか、とか「紹介状を頼みにくい」「資料を借りにくい」といった事態が生じるからだと思います。セカンドオピニオンとは、医師を替えることではありません。
医学は日々進歩しています。
同じ病気でも治療法は一つではありません。また病態や時期に応じて選択肢はいろいろあります。
数ある治療法の中から、患者様がよりよい決断をするために、専門的な知識や経験を持つ医師に意見を求めることがセカンドオピニオンです。
いかなる人間も永遠の命はでありません。とくに最近は癌に関しての最先端医療の話題が放映されて癌が克服し易くなったかのようですが、細胞レベルで癌がやっつけられたとしても身体全体の状況が快復しないと治療が上手くいったとはいえません。
癌細胞の撲滅=治癒ではありません。
ご自分の事情や価値観に最も適した治療法を選択することが大切です。専門医の考え方と実践医の考え方、どちらの意見も聞いた上で、治療方針をご自身が納得して選択することが大切なことだと考えています。
たった一度の人生です。外科の臨床医として長年の経験から、闘病に関して悔いなきようにサポートさせていただくためにセカンドオピニオンをお引き受けしています。ゆっくりお時間をとりますのであらかじめご連絡いただければと思います。
小野クリニックでは、「最新」よりも「最善」の医療を目標にしています。
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